毒親とアダルトチルドレン

life

3日程遠方から私の親が遊びに来てくれました。

息子たちは大喜びでギャーギャーワーワー遊んでもらいました。

私の祖母(母親の母)ががんの末期で余命半年ということもあり、

母は実家に帰ったり、祖母の話を聴いたりと色々と忙しいようでした。

そこで祖母についての話をしました。

私からすれば、少し気の強い優しいおばあちゃんでした。

きれい好きで、毎日お化粧して、お誕生日やお正月には手紙やお金をくれて。

だから遠く離れているので今もなかなか会えませんが

大好きなおばあちゃんです。

でも母親は違ったようでした。

「憎い気持ちがある。」「色々とひどいことをされてきた。」と言うのです。

そんなことは初めてききました。

昔から「お母さんばかりよく怒られた。」とは聞いていましたが

よくよく話を聴くとどうやら、祖母は毒親であったようで、母はAC(アダルトチルドレン)であり、

今も過去の記憶にとらわれ、復讐したい気持ちと親を大切にしたい気持ちで苦しんでいました。

そういえば私自身も小さいときは親から割と厳しく育てられ、脅すようなことを言われたり支配されそうになったような気がします。

母親はその都度自分の母親との関係が私たちに連鎖しないように、戦っていたのだなと思うとなんとも心が苦しくなります。

でもそのおかげで私も妹も今は母親が大好きだし、お互いを別の人として良好な関係を築けていると感じます。

母は「親だから出来る限りのことはしたい。でも死ぬ前に自分がされた色々な嫌だったことを伝えたい。これだけ自分が苦しめられてきたってことを。」と言っていました。

私は謝って過去の自分を癒してほしいんだなと感じました。

でも、言ってしまって楽になるならいいと思うけど、もし謝らなかったら母親は亡くなる前の人にひどいことを言った人になってしまいます。

優しい母はきっと自分で自分を苦しめる気がします。

祖母は謝らないと思います。

母には「思っている反応が来なかったら自分がつらいだけだから、言わない方がいい」と伝えました。

他には「もうお母さんは愛されているので、大丈夫だよ」と伝えました。

もっと良い言葉がかけたかったのに、うまくまとまりませんでした。

母親が帰ったあと、色々とACについて調べました。

過去で苦しんでいる人が自分で向き合っていく方法などはあるのですが、

ACの人に対して、他者がかける言葉や救い方などはあまり出てきません。

別に自分自身がACだと自覚する必要はないと感じます。

それでも自然と過去の自分を癒して、毒親と後悔のない決別ができたらいいと思うのですけど・・・。

私には一体何ができるのか。

よい方法があれば教えてください。

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